チューリップ
科名 ユリ科
属名 チューリップ属
分類 秋植え球根
原産地 トルコ
開花 4月~5月
さてオフ会でのプレゼントで・・・・・。
チューリップを差し上げたところ・・・・。
育て方の問い合わせが多かったんでもうとっくに
花単語帳にUPしてると思ってたんですが。。。。
見当たらない
さっそくUPしますねぇ
まぁ言うまでもなく春の球根花のメインディッシュ
秋に病気のないよい球根を植えれば、誰でも簡単に美しい花を楽しむことができるっす。
花丈は
30~60㎝ほどになります。
耐寒性は強く、日本中で栽培できます
花色は、
赤、
白、
黄色、
紫などがあり・・・・。
花の形も様々です。最近では野生の品種に近い小型のチューリップにも人気があります
球根性の植物で毎年球根を買い換えた方が立派な花が咲きます。
名前の由来は・・・・。
チューリップの学名Tulipa gesneriana(トゥーリパ・ゲスネリアーナ)のトゥーリパは・・・・。
トルコでターバンを意味する「ツルバン」からきています。
これは16世紀にトルコのローマ帝国大使がチューリップを見て、花の名前を現地のトルコ人に訊ねた・・・。
トルコ人は花の形のことを聞いているのだと勘違いして「ツルバン」と答えたのが始まりだといわれています。
またそれを大使は花の名前と認識して記しました。。。
ですからそもそも属名の「トゥーリパ」は誤用から名付けられたと言われています
ゲスネリアーナは植物学者のゲスナーの名前からきており・・・・。
この人はチューリップを初めて絵・文章で記録した人物だそうです。
チューリップが日本に紹介されたのは江戸時代末期っす・・・・。
本格的に生産が始まったのは1919年(大正8年)新潟県の新津市小合地区とされています。
現在でも新潟県のチューリップの生産は盛んで、日本で第2位の生産量を誇ります。
ちなみに生産量1位は富山県です。
まぁここまでは、本から抜粋しました
地中海沿岸が原産の秋植球根。
有名な花なので、説明をするのも何を今さらという感じもしますがすこしだけしますねぇ・・・・。
上↑で書いたように新潟や、富山が有名な産地であるように・・・・。
冬は雪が降り、夏まであまり気温が上がらないようなところでよく育つ
いろいろな系統の園芸品種があり、ダーウィン系などは生育も旺盛で・・・・。
病気もでにくいので、よく出回っているっす
八重咲き、ユリ咲き、パーロット咲きなど、バリエーションも豊富で、小型の原種系の品種も人気がありますよ・・・。
ポイント
●冬場の乾燥に気をつける
●購入する際、大きくて重い球根をえらぶ
●浅植えをしない
植えつけは・・・・。
10月~11月に、球根の高さの3倍ぐらいの深さにします。
冬の寒さが本格的にくる前、10月頃に行うのがいいっす
11月以降なら遅すぎて、充分に根が張れず生育に支障をきたすことや・・・・。
浅く植えすぎると根が下に伸びていく力で球根が持ち上がり
地上にでてしまうことがあるので注意しましょう
庭植の場合は球根2つ分の深さに植えること・・・・。
鉢植の場合は、球根のあたまが地面から2cmくらいの深さに来るように植えるっす・・・・。
プランター植の場合、ある程度詰めて(球根と球根の間のすき間がないくらい)植えた方がいっせいに咲いたときにめっちゃキレイです・・・・。
また植え付けるときに球根の茶色い皮は簡単にはがれるようなら剥がしたほうがいいと思います。
病気なんかになったときすぐわかるしねぇ・・・・。
球根を植え付ける際は、球根の消毒剤などに15分ほどつけてから植え付けましょう。
球根の消毒にはオーソサイドやベンレートなどを使用します。
球根の間隔は球根と球根の間に3個入る程度が標準ですが・・・・。
上でかいたように多少密植した方が、開花時に見応えがあります
植え付け場所・置き場所は・・・・。
日当たりと水はけのよいところを選びます。
冬のベランダではよく乾くのでベランダで栽培する場合はそこに注意したい
寒さには強いので特に防寒対策を行う必要はありません・・・・。
管理は・・・・。
花が枯れてきたら花茎から花を切り落としましょう。
そのまま付けておくと余分な栄養がとられてしまいます・・・。
でもね、葉は球根に栄養を貯えるためにとても大切な部分なので・・・・。
自然に枯れてくるまで決して切り落とさないように気をつけましょう
増やし方は・・・・。
花が終わり、葉が枯れた後に掘りあげると小球が数個できてます・・・・。
それを1つずつばらして植えますが、大きいものから小さいものまでたくさんの球根ができます。
親球と同じくらいの大きさに達しているものなら来年にも花が咲く可能性が大きいですが・・・・。
小さいものなら花が咲くまで数年かかります。
掘り上げた球根はネットに入れて風通しの良い日陰で貯蔵して、10月頃に植え付けます。
タネもできるがシロウトではなかなか育てるのが難しいっす
寒地では、花後、葉が黄色くなったら掘り上げて、風通しのよい、涼しいところで保存します。
暖地では、モザイク病にかかってしまうので・・・・。
見かけはきれいでも来年の花は期待できませんので買い替えてください・・・・。
ただし、原種やダーウィン・ハイブリッド系は比較的この病気に強いと言われています。
土は・・・。
有機質に富んだ水はけのよい土 例:赤玉土(小)7 腐葉土2 川砂1 市販の「球根の土」が簡単っす
庭植えは植え付け前に、酸性土壌は苦土石灰を播いて中和しておきましょう・・・・。
完熟堆肥をすき込んだ用土に、緩効性の肥料を1㎡あたり100gほど施して植え付けます
水やり・・・・。
植え付けてから芽が出るまでは結構時間がかかるっす・・・・。
しかし土の中では根が張りめぐらされているので、土を乾かし過ぎないように水やりをおこないましょう。
乾燥に弱いので冬でも土が乾いていたらたっぷりと水を与えるようにしましょう・・・・。
肥料は・・・・。
植え付ける際にあらかじめ土に緩効性肥料を混ぜ込んでおいて・・・・。
芽が出てきたら液体肥料を10日に1回くらい与えるようにします
病害虫は・・・・。
アブラムシがつくことがあります。